米国女子ツアー「コーニングクラシック」の3日目。日本から師匠の江連忠氏が合流し「振り切れない自分とかバカみたいって思って練習していたので、今日は曲がってもいいから振りぬこうと思っていた」と話す上田桃子。この日は4バーディ、ノーボギーのゴルフで通算6アンダーの41位タイに浮上した。
前半の3番、7番と2mのバーディパットを沈めた上田は、8番でも4mを決めスコアを伸ばしていく。そして後半の16番はティショットでフェアウェイを捉えると、2打目をピンまで80センチにぴたりとつけてバーディを奪った。
前日は足の裏に痛みを感じながらラウンドした上田だが、「プールのそばのジャグジーに入って、ケアもしっかりしてもらった。今日1日、朝から何も問題はなく大丈夫でした」と、好スコアも手伝って、笑顔でクラブハウスに引き上げてきた。
上田とは対象的だったのが、次週の「全米女子オープン」目前に上田のスイング調整を行うために渡米した江連。「元気のないゴルフ。カツを入れます。リズムが悪い。丁寧にいきすぎている。大胆にいかないと勝てないよ。昔の桃子だったら、パッと決めてパッと打っていた。今日は50点ぐらい」と厳しい評価を下していた。
男子ゴルフのミズノオープンよみうりクラシック(兵庫・よみうりCC=7230ヤード、パー72)は第2日の26日、7位タイからスタートした石川遼が9バーディー、1ダブルボギーのコースレコード65をマークし、通算10アンダーで首位に1打差の2位に浮上した。単独トップは首位タイで出た金亨成(韓国)で、17番でホールインワンを決めるなど66で回り、通算11アンダーまでスコアを伸ばした。通算2オーバー、59位タイまでが決勝ラウンドに進み、全米オープンで27位に入った矢野東は通算2オーバーで辛くも予選を通過した。
石川遼(17=パナソニック)の日本代表入りをW杯スポンサーのオメガが熱望した。28カ国、地域の代表2人による団体戦、ゴルフW杯(11月26日に開幕、中国・ミッションヒルズGC)のシード18カ国は、23日発表の世界ランクで決定する。日本がシード国となるのは濃厚だが、オメガでは早くも石川待望論が噴出している。
同社によれば、ステファン・ウルクハート社長が2年前から石川の存在を知っており「メディアも大挙して来るだろうし、日本代表としてぜひ出て」と大会の目玉の1人として出場することを願っているという。規定では出場を表明したその国の最上位選手が、8月19日時点の世界ランクで100位以内の選手を優先にパートナーを選ぶことになっている。石川は選ばれる側の立場にあるが、大会側からは一足早く“指名”された形となった。
【ジュネーブ澤田克己】世界保健機関(WHO)は19日、新型インフルエンザワクチン生産用のウイルス株の作成が遅れており、ワクチンメーカーへの供給が6月にずれ込むことを明らかにした。メーカーが大規模な生産を開始できるのは、早くても7月中旬になりそうだという。
各国の専門家や保健当局、製薬企業が参加して14日に開いた電話会議の結果をまとめた報告書を公表した。
報告書によると、季節性インフルエンザワクチンの生産をやめて新型用ワクチン生産に全面的に切り替えた場合、最高で年間49億回分のワクチンを生産できる見込み。ただ、誰も免疫を持たないため、1人に2回の接種が必要だとしている。
また、新型用ワクチン生産の準備を急ぐよう求める一方で、季節性ワクチン生産に支障を与えないようにすべきだと指摘した。
全国的にミツバチが不足する中、和歌山県田辺市内でミツバチの盗難が相次いでいる。多くは在来種のニホンミツバチで、箱ごと盗まれるケースが目立つ。被害者らは「楽しみでやっているのに残念」と憤っている。
田辺市新庄町の畑でニホンミツバチを飼っている男性(70)によると、4月初旬に1箱盗まれ、田辺署に被害届を出した。箱は木製で、縦45センチ、横30センチ、奥行き35センチ。約8000匹入っていた。男性は趣味でニホンミツバチを飼い、採取したはちみつを親類や友人に分けて楽しんでいる。盗まれた箱からはちみつ4升分は採れたといい、被害額は約6万円に上るという。
男性は残りの箱に鎖を付けるなどして対策を講じているが「全国的にミツバチが不足していると報道されたので、価値があると思って盗んだのではないか」と推測する。
市内に住む70代男性も2週間ほど前、近くの山に置いていたニホンミツバチの巣箱1箱を盗まれた。被害届は出していないが、被害は5万円以上になるという。男性は「これから数が増えるので楽しみにしていたのに。はちみつもたくさん入っていたので残念」と話している。
被害に遭った男性らによると、白浜町、上富田町、田辺市の山間部などでニホンミツバチを飼っている人らも盗難に遭っているという。
全国的に激減しているのは、果樹の授粉に使う外来種のセイヨウミツバチ。原因はダニや農薬の影響のほか、豪州から女王バチの輸入ができなくなっていることなどが指摘されているが、特定されていない。
自家受粉ができない「南高梅」の主産地である県内でもハチ不足が心配されているが、県養蜂(ようほう)協会は「和歌山県は全国の中でも養蜂が盛んな地域。県外に供給するほど多いのでいまのところは心配ない」と話す。
協会によると、加盟している養蜂業者はセイヨウミツバチを飼育している。ミツバチの盗難事件が全国的に多発していたため、3月下旬に実態調査をしたところ、県内でも田辺市やみなべ町で昨年末から11箱の盗難があったという。